こんにちは、摂津市千里丘のりょうデンタルクリニックです😊

みなさんは、親知らずやその周りが痛くなったり腫れてきて辛い思いをされたことはありませんか？
実は、親知らずを放っておくと様々な弊害を引き起こす可能性があります。

親知らずというのはみなさんご存知の通り、大人になってしばらくすると一番奥に生えてくる歯です。
ただし、生えてくるスペースが足りないなどが原因で、歯が斜めに向いていたり、半分埋まっていたりと、実は正しい位置に生えてくることは滅多にありません。
適切な位置に親知らずが生えていない場合、食べる時にほっぺたを噛んでしまったり、物を飲み込む時の違和感などにも繋がります。

そしてなにより、食べかすが溜まりやすく、また歯ブラシも届きにくいので汚れがどんどん溜まってしまいます。これが原因で炎症を起こして腫れたり、また、むし歯にも繋がります。
親知らずがむし歯になったり炎症を起こすと、隣の歯までむし歯になり、炎症を起こしてしまうので、最悪の場合隣の歯も抜歯することになってしまいます。
しかし早めに親知らずを抜いてあげることで、こういったリスクを下げることができます。

また、親知らずの存在がかみ合わせにまで影響を及ぼすこともあります。
親知らずが手前にある歯を押しやることで歯並びが悪くなり、歯並びが変わるとかみ合わせ（咬合）も変わってくるからです。
そして、かみ合わせ（咬合）が変わることで顎関節症や頭痛、噛む筋肉の痛みなどの症状を引き起こす可能性があります。

ただ、親知らずの抜歯が必要であるかどうかは患者様のお口の中の状態によって変わります。
適切な位置に親知らずが生えており、歯ブラシもきちんとできていて、しっかり噛めている方などは、抜歯の必要がない場合もあります。
歯科医師がお口の中を診査診断し、患者様と一緒にご相談することで最適な治療プランを立てることができます。
もし親知らずに関するお悩みや疑問がありましたらお気軽に当院にご相談ください。