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こんにちは
摂津市千里丘の歯医者、りょうデンタルクリニックです😊
最近では若い方を中心に多くの方がホワイトニングをされています。
歯が白くなると周りからの印象も変わりますし、なんと言っても、思い切り笑えて見た目も美しくなれることは患者様自身も嬉しいことですよね😄
しかし、ホワイトニングは歯を白くする治療だということは知っていても、具体的にどのような治療をするのかは知らないという方が多いのではないでしょうか。
そこでこのコラムでは、歯科医院で行うホワイトニング(オフィスホワイトニング)と、自宅で患者様ご自身で行っていただくホワイトニング(ホームホワイトニング)、また市販のホワイトニングについてご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
歯科医院で行うホワイトニングと自宅で行うホワイトニングの違いについて
オフィスホワイトニングは、高濃度のホワイトニング剤を使用して歯を白くする方法です。
施術時間は診察も含めて1時間ほどになり、個人差はありますが、ホワイトニングの効果は施術後すぐに表れます。
希望する白さにもよりますが、一般的には2〜3回が通院目安となり、通院期間が1か月以上あいてしまうと歯の色が戻ってしまうことがあるため、1か月に1回歯科医院に通院する必要があります。
オフィスホワイトニングの持続には個人差もありますが、3〜6か月ほどです。
ご自宅で気軽にできるホームホワイトニングは、歯科医院で歯型を取り、ホワイトニング用の薬剤をマウストレーに入れたあと、2週間ほど毎日約2時間トレーを装着し、ホワイトニング効果を得る方法です。
ホワイトニングの手順
オフィスホワイトニングの手順は以下の通りです
1.問診・診察
歯の希望の色やお悩みを伺います。
虫歯や歯周病などがないか診察し、むし歯や歯周病がある場合は、ホワイトニングの前に治療を行います。
知覚過敏がある歯には、ホワイトニングで痛みが出ることがあるため、施術ができないことがあります。
また、妊娠中や全身疾患などによりホワイトニングが適応でない方もいらっしゃいますので、歯科医師にご相談ください。
2.カウンセリング
診察終了後、オフィスホワイトニングかホームホワイトニング、もしくは併用のご希望を伺います。
3.クリーニング
専用の器具で、歯の表面の着色や汚れを取り除いたあと、写真撮影を行い、現在の歯の色を記録します。
4.薬剤の塗布
歯ぐきを保護し、歯にホワイトニングの薬剤を塗布します。
5.ホワイトニング効果が最大限に発揮されるように光を照射します。
6. 薬剤を除去
塗布した薬剤をきれいに除去します。4〜6を2回繰り返します。
ホームホワイトニングの手順は、上記1~3のあと、次の4~6を行います。
4.型取り
ホワイトニング用トレーを作製し、歯の型取りを行います(後日お渡しになります)。

5.ホームホワイトニングの説明
マウストレー完成後、ホワイトニングの方法や注意点を具体的に説明します。
その日からご自宅でホワイトニングが開始できます。
6.歯科医院でチェック
ホワイトニングの進捗状況を歯科医院で確認します。
ホワイトニングのメリット・デメリット
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングそれぞれのメリットとデメリットを押さえた上で、ご自身に合うものを選択してください。
オフィスホワイトニング
メリット
- ホワイトニング当日に効果が出る
- 見た目の印象が大きく変わる
- ホームホワイトニング よりも短期間で白くなる
デメリット
- 健康保険の対象外のため自費となる
- 知覚過敏が起こることが多い
- ホワイトニング効果に個人差がある
- ホワイトニング効果に永久性がない
- 色が戻りやすい
ホームホワイトニング

メリット
- 歯科医師や歯科衛生士の指導のもと自宅で行うので、ホワイトニング効果が出やすい
- オフィスホワイトニングより薬剤の刺激が少ない
- 自然な白さになる
- オフィスホワイトニングより後戻りしにくい
デメリット
- 虫歯がある場合または虫歯の治療痕に隙間がある場合は、ホームホワイトニングができない
- 歯がしみたり虫歯を悪化させたりする場合があるので、必ず虫歯の治療を行ってから行う必要がある
- 効果が出るまでに時間がかかる
- 市販品の薬剤に比べて高い
- 決められた薬量や方法を守らないと歯がしみたり粘膜を痛めたりすることがある
オフィスホワイトニングとホームクリーニングはどちらがいい?
基本的には、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するデュアルホワイトニングがおすすめです。
併用することで、短期間で効果が得られ、ホワイトニングの持続期間も長くなります。
市販のホワイトニング剤には効果はあるの?
日本で市販されているホワイトニング剤では、歯を根本から白くすることは不可能です。
歯を根本から白くする薬剤は、歯科医師しか取り扱いができません。
日本のホワイトニング剤は、国内の販売規則のもと許可されているため安全性は高いですが、薬剤選びは慎重に行う必要があります。
市販のホワイトニング剤の種類について
市販のホワイトニング剤を購入する際は以下のことに注意しましょう。
- 成分表をしっかりと確認する
- 発泡剤不要のものを選ぶ
- 研磨剤不使用のものを選ぶ
・歯磨きタイプ
毎日の歯磨きに取り入れられるので、負担がなく使用できます。
ただし種類によっては研磨剤が入っていることもあり、歯のエナメル質を傷つけてしまう恐れがあります。
・消しゴムタイプ
歯についたヤニや汚れなど、気になる部分をこすって落とします。全体的な使用というよりは、部分的に使用します。
・マニュキュアタイプ
歯に直接マニュキュアのようなものでホワイトニング剤を塗り、塗ったあとはブラッシングをして落とすものや、歯の黄ばみを目立たなくするコーティングタイプのものがあります。
市販のホワイトニング剤のメリット・デメリット
メリット
・クリニックで扱われている薬剤より安価で購入ができる
デメリット
・市販のホワイトニングジェルの中には、日本では安全性が保障されていないものもあるため注意が必要
・歯を根本から白くすることは不可能
使用方法を間違えれば、健康被害が生じることもあるため、歯科医院で相談をしたほうが安心、安全です。
ホワイトニングで歯を白く保つために
ホワイトニング後、歯を白く保つためには正しいブラッシングを身に付けたり、飲食後にキシリトールのガムを噛むことも効果的です。
また、着色の原因となる、カレー・コーヒー・コーラ・赤ワイン・紅茶・チョコレートなどはなるべく控えましょう。
ホワイトニングを迷っている方は、摂津市千里丘のりょうデンタルクリニックまでお気軽にご相談ください。
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