お電話での予約・お問い合わせ06-6318-9400
ブログBLOG
ホワイトニング
皆さま、こんにちは。 摂津市千里丘の歯医者「りょうデンタルクリニック」です😊
鏡を見て、「以前より歯が黄ばんでいる」と感じたことはありませんか? 毎日歯を磨いていても、歯は飲食物からの着色や加齢などが原因で、少しずつ黄ばみます。 コーヒーや赤ワインなどがお好きでよく飲む方は、あまり飲まない方とくらべて、黄ばむスピードが早い可能性があります。
自然な白さを取り戻したい方には、歯科のホワイトニングがおすすめです。 歯科のホワイトニングは、歯の表面を削る事なく、専用の薬剤を使用して歯を漂白します。
最近では、年齢や性別に関係なく、ホワイトニングを希望される方が増えています。 時間とお金をかけてホワイトニングを行うのですから、できるだけ長く白さをキープしたいとお考えになるのは当然ですよね。 そこで、今回は、ホワイトニング後の食事やお口のケアで気を付けていただきたいことをご紹介しましょう。
野呂 端良 院長
Contents
ホワイトニングを行った後は、食事の内容や食べ始める時期に注意しましょう。
歯の表面は、タンパク質性の薄い膜「ペリクル」に覆われています。 飲食物に含まれている色素とペリクルが結びつくことでステイン(着色汚れ)となり、歯の表面に沈着するのです。
歯科のホワイトニングでは、過酸化水素が含まれている薬剤を歯の表面に塗布して、化学変化を促します。 化学変化によって発生した酸素が、歯の黄ばみの原因となっている色素と結びつくことで、色素が付着する前の、白い歯の状態に戻るのです。
(参考:厚生労働省eヘルスネット「歯・口の機能」より) >
ただし、ホワイトニング直後は、汚れや色素が付着しやすい状態なので、食べ始めるタイミングや食事内容に注意しましょう。
歯の表面を保護する役割があるペリクルは、ホワイトニング後、24時間ほどで再生されるとされています。 ぺクリルが再生されるまでは、できるだけ色の薄い飲食物を選ぶようにしましょう。 水分は摂取した方がいいので、お水や白湯を積極的に摂るのがおすすめです。
歯科医院で施術する「オフィスホワイトニング」の場合は、高濃度の薬剤を使用して一気に歯を白くします。 そのため、施術後24〜48時間程度は、刺激の強いものや着色しやすいものは避けましょう。
ご自宅でホワイトニングを行う「ホームホワイトニング」の場合は、薬剤の濃度も低いため、2〜4時間ほどは、食事内容に気をつけてください。 ホームホワイトニングの場合、夜にホワイトニングを行ったら、翌朝にはいつも通りの食事をとっていただくことが可能です。
ホワイトニング直後は、歯の表面が刺激を受けやすい状態ですので、酸性の強いものを多く口にすると歯が溶ける可能性が高くなります。 冷たいものを口にすると、歯がしみる「知覚過敏」の症状が出ることがありますので、お気をつけください。
では、具体的にどのような飲食物に気をつければいいのでしょうか。
歯の黄ばみの原因となる食品を「着色性食品」とよびます。
・コーヒー ・赤ワイン ・緑茶 ・紅茶 ・カレー ・ミートソース ・チョコレート ・ソース ・ケチャップ などは、着色性食品です。
チョコレートや赤ワイン、コーヒーに含まれているポリフェノールは、ペリクルと結合して着色汚れとなり、歯の内側へとしみ込みます。 これら以外にも、色の濃いものは、普段の生活から控えるのがおすすめです。
とはいえ、コーヒーがお好きな方や1日に何度も飲む習慣がある方にとっては、完全に控えるというのは難しいでしょう。 飲む時間を食後に決めてすぐに歯磨きをするといった工夫をすれば、着色を抑えることはできますので、参考にしてください。
また、そのもの自体には着色する作用はなくても、着色性食品と一緒に口にすることで着色を促す「着色補助食品」にも気をつけましょう。
・炭酸飲料 ・アルコール ・クエン酸 などは着色補助食品です。
たとえば、 カレーとビールといったような組み合わせや紅茶とレモンといった組み合わせには、注意が必要です。
食事以外にも、白さをキープするために効果的な生活習慣があります。
できるだけ歯磨きは、毎食後に行いましょう。 時間がないという方は、うがいだけでもするようにしてください。
また、ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用した方が、効果を維持しやすいとされています。 どのような歯磨き粉を選べばいいかわからない場合は、お気軽にご相談ください。
白い歯をできるだけ長くキープしたい方は、禁煙を心がけましょう。
タバコの煙に含まれているタールは、タバコを口に加えて息を吸い込む際に、前歯を介してお口の中に入ります。 タバコを吸うと部屋の壁紙が黄色くなるのと同じように、歯も黄ばみます。
また、タールは粘着性があるため、コーヒーなどの飲食物に含まれている色の成分を歯に吸着させて、黄ばみを定着させてしまうのです。
歯科のクリーニングでは、歯磨きでは落としきれない汚れを、専用の薬品や機器を使用して除去します。 毎日しっかりと歯を磨いていても、歯ブラシだけでは落とせる汚れに限りがあります。
特に、歯垢が増殖して膜のようになった「バイオフィルム」は、通常の歯磨きでは落とすことが困難です。 また、タンパク質と色素が結合したステイン(着色汚れ)も、簡単に落とすことはできません。 歯科のクリーニングで歯の表面にこびりついた汚れを落とすことで、歯がワントーン明るくなったと感じていただけることもあります。 見た目の美しさはもちろんですが、むし歯や歯周病を予防する効果も期待できますので、定期的にクリーニングを受けましょう。
ただし、クリーニングはホワイトニングとは目的が異なります。 クリーニングはあくまで、歯の表面に付着した汚れを落とすために行うものです。 歯の色を白くすることはできませんので、ホワイトニングと併用することでより長く白さをキープしていただけます。
ホワイトニングの効果は永遠には続きませんので、ホワイトニングを行ってしばらくすると、歯は元の色に戻ろうとします。 個人差がありますが、一般的にはオフィスホワイトニングの場合は3〜6ヶ月ほど、ホームホワイトニングは6〜10ヶ月ほど効果が持続するとされています。
色戻りを感じたら、追加のホワイトニング「タッチアップ」を行いましょう。 ホームホワイトニングを行った方の場合、マウスピースはそのままお使いいただくことが可能です。 追加のホワイトニング剤を購入していただくことで、すぐにホワイトニングを再開できます。 2回目以降のホワイトニングでは、初回よりも早く効果があらわれる方がほとんどです。 また、回を重ねるごとに、白さの持続期間も長くなります。 定期的にホワイトニングを行うことで、理想の白さをキープしましょう。
歯を白くしたいと思っていても、「歯科医院に行くほどでは」と受診をためらう方もいらっしゃるでしょう。 市販の歯磨き粉を使って、ゴシゴシ磨いている方もいらっしゃるかもしれませんね。
けれども、白くしたいからといって、自己流のやり方で強く磨きすぎると、逆効果になる恐れがあります。 歯の表面を傷つけることになれば、そこに汚れが溜まり、歯の黄ばみを加速させることになりかねないのです。
歯のことは、お口のプロである歯科医院にご相談ください。 当院では、できるだけ歯を傷つけないように、患者さまにとっての負担を抑えながら理想の白さに導くホワイトニングをご提案します。 「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」、そして2つのホワイトニングを同時に行う「デュアルホワイトニング」、それぞれのメリットやデメリットなどもわかりやすく説明します。 しっかりと白くしたい方には「デュアルホワイトニング」、初めての方には「ホームホワイトニング」、できるだけ早く白くしたい方には「オフィスホワイトニング」が向いています。 当院では、即効性があり長持ちにも期待できるのは「デュアルホワイトニング」とお伝えしています。 どのホワイトニングを行うのが患者さまにとってベストな選択になるのか、一緒に考えましょう。 ※初診当日のホワイトニングの実施はしておらず、必ずむし歯がないかの検査をしています。「いつまでに白くしたい」という目標がある方は、余裕をもってご来院いただけますと幸いです。 「りょうデンタルクリニック」は、JR東海道線「千里丘駅」西口から徒歩3分と駅から近い歯科医院です。 お車でお越しの方には、駐車場を完備していますのでご利用ください。 土曜は18時・平日は19時まで診療しています(2024年2月)ので、お仕事帰りやお休みの日など、ご都合にあわせて通院していただけます。
▼当院へのアクセスはこちらから▼ >
▼当院のホワイトニングについて詳しく知りたい方はこちら▼ >
かみ合わせが悪いとどうなる?かみ合わせと健康寿命の関係性
食事も会話も楽しみたい!「インプラント治療」が選ばれる5つの理由
2024.07.25 [木]
2023.08.21 [月]
2023.08.09 [水]
ホワイトニング後はすぐに食事できる?白さを維持するために気をつけたいこと
マウスピース矯正”インビザライン”について
銀歯が気になる方におすすめの「メタルフリー治療」とは
8割の人が悩む口臭問題
ホワイトニングを行う前に…