こんにちは、摂津市千里丘のりょうデンタルクリニックです😊

最近は少しずつですがコロナも落ち着き、マスクを外す機会が増えましたよね✨
それに伴ってホワイトニングをされる方が以前より増えてきたように思います。

当医院で行っているホワイトニングは、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、ご家庭で行っていただくホームホワイトニングの二種類ございます。
当医院ではホワイトニング（オフィス・ホーム）を行う前に、まずお口の中全体を検査させていただきます。
検査して問題のある歯がございましたら、先に治療を行います。
歯の治療が終わられてからホワイトニング（オフィス・ホーム）に進んでいただきます。

患者様の多くは、ホワイトニングのご予約を取られると、当日にホワイトニングができるとお考えだと思いますが、お口の中を検査しないままホワイトニングをしてしまうと、あとで後悔してしまうことが多いのです。


＊ホワイトニングの前に検査を行う理由

①ホワイトニングが適していない場合がある

・無カタラーゼ症
ホワイトニングには過酸化水素、過酸化尿素という薬剤を使用しています。
健康な方はこれらの薬剤を誤飲してしまっても問題はありませんが、薬剤に含まれる成分を体内で分解できない無カタラーゼ症の方は、体内に成分が蓄積し重篤な口腔疾患の罹患を招く恐れがあるため、ホワイトニングの適応ではありません。

・妊婦、授乳中の方
妊娠、授乳中の女性がホワイトニングをして、問題が発生したという報告はありませんが、安全性の立証は得られておりませんので、当医院ではホワイトニングを行うことができません。

・未成年の方
18歳未満の場合、これから成長する歯に影響を及ぼす可能性がある為、当医院ではホワイトニングは行っておりません。

②ホワイトニングの効果が得られない歯がある

・エナメル質・象牙質形成不全症
・重度のテトラサイクリン歯
・神経のない歯
・詰め物や被せ物がある歯

ホワイトニングは天然の歯にのみ効果があります。

③むし歯があると薬剤がしみる

ホワイトニングに使用する薬剤は、歯のエナメル質や象牙質に刺激があるものです。
そのため、むし歯がある歯に薬剤を使用すると、痛みが強くなることがございます。
痛みが取れない場合、神経を抜く処置を行う場合がございます。

④ホワイトニングトレーを再作製しなくて良い

ホームホワイトニングの場合、ホワイトニング用トレーを型取りして作製するのですが、トレー作製後に歯の治療をされた場合、歯の形が変わります。
そのため、治療前のトレーが歯に合わなくなるので、トレーの再作製が必要です。
再作製にも費用がかかりますので、初めに治療をされた方がスムーズにホワイトニングを行っていただけます。


これらのことを考慮いたしまして、当医院では初めにお口全体の検査をさせていただいております。
ご自身でホワイトニングをする以外はホワイトニングは医療行為です。
自分の歯がホワイトニングに適しているのか等、分からないことがある場合は必ず歯科医院に相談するようにしましょう。

ホワイトニングの白さを維持する為にも毎日の歯磨きやクリーニング、継続的にホワイトニングをすることで若々しい白い歯を保つことができます。

「高いお金を費やしたのに思っているのと違った…」、「痛みしかなかった…」、「ホワイトニングをしなければよかった…」と後悔をしないようにしましょう。