みなさまこんにちは😊

摂津市千里丘の歯医者、りょうデンタルクリニックです。

ほとんどの方にとって歯磨きは毎日行うことなので退屈に感じるかもしれません。
しかし、毎日の積み重ねである歯磨きがきちんと行えていないと、むし歯や歯周病といったお口のトラブルを抱えることになってしまいます。

本コラムでは、将来少しでもお口のトラブルを少なくするために、毎日おうちでできる歯磨きのコツを紹介したいと思います。


まずはじめに、大人になってからのむし歯や歯周病を予防したい方は、幼少期から正しく歯磨きができているかがとても重要です。
なぜなら、こどもの時に覚えて毎日していたことは、大人になっても忘れにくく、習慣になっていることが多いからです。
幼少期に不適切な歯の磨き方をしていると、大人になってもなかなか癖がなおらず、むし歯や歯周病になりやすくなるのです。

これを読んでいる方の中で、ドキッとされた方もいらっしゃるかと思います。
将来のお口の健康のために、今からでもぜひ実践してみてください！😊


ポイント①⇨ながら磨きをしない

いつもおうちで歯磨きをしている時のことを思い出してみてください。
なにかをしながら歯磨きをしていないでしょうか？
テレビを見ながら、ゲームをしながら、ケータイを触りながら・・・

もし何かをしながら歯磨きをしている場合、残念ながら綺麗に歯磨きができている方は少ないでしょう。
今日からは鏡の前に立ち、自分がどこの歯を磨いているのか確認しながら歯磨きをしてみてください。

ポイント②⇨歯を磨く順番を決める

みなさんはいつもどこの歯から磨いていますか？

歯を磨く箇所は大きく分けて４面あります。
まず、笑った時に見える表の面、そして、たべものを噛む時にすりつぶしたり噛んだりする面、表側からは見えない内側の面、最後に歯と歯の間の面があります。

まずは歯ブラシで
上顎の表面→上顎の噛む面→上顎の裏面→下顎の表面→下顎の噛む面→下顎の裏面
を磨きます。
この時、左右どちらから磨くかも決めておいていただくと、磨き残すことが少なくなります。

最後に、歯と歯の間の面の汚れは歯ブラシでは取れないので、フロスを使用していただくことをおすすめします。

ポイント③⇨時間をはかる

患者さんによく「何分磨けばいいですか？」という質問をされます。

当医院では最低でも３分、歯磨きが苦手な方や、磨き残しが多い方には５分はしてくださいとお伝えしています。
何分しているかわからい方には、タイマーで５分はかっていただくことをおすすめしています。

ポイント④⇨一本ずつ丁寧に磨く

当医院で歯磨き指導をしている際、まず患者さんにいつも通り歯を磨いてみてくださいとお伝えするのですが、この時、歯ブラシを大きく動かして磨いている方が多くいらっしゃいます。

歯ブラシを大きく動かして磨くときれいに磨けているように思いますが、実は汚れはほとんど取れていません。

歯は１本ずつ丁寧に、歯ブラシは小刻みに動かして磨くようにしてください。


ポイント⑤⇨歯と歯ぐきの境目を意識する

歯と歯ぐきの境目に汚れが残っていると、歯ぐきが炎症を起こし、歯周病になりやすくなります。

また、歯磨きをするだけで歯ぐきから出血してくることもあり、お口の中の違和感にもつながります。

歯を磨く際、歯の白い部分だけを磨くのではなく、歯と歯ぐきの境目も意識してみてください。

みなさんいかがでしょうか？

初めは面倒に感じると思いますが、ほんの少しの工夫と毎日の積み重ねで１０年後、２０年後のお口の健康状態は変わってきます。

お子さまがおられる方はぜひ親子で実践してみてくださいね😉

できるだけ長くご自身の歯を使ってもらえるよう、私たちも精一杯サポートさせていただきます。
歯のことでお悩みの場合はぜひ一度、当院にご相談ください。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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