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唾液にも役割がある! ー唾液のふしぎー


みなさんこんにちは
摂津市千里丘の歯医者、りょうデンタルクリニックです😊


普段、食事をしている際に自然と唾液が分泌されていますが、ほとんどの人は唾液を意識しながら食事をしている方はいないと思います。
しかし、唾液は、健康なお口の中を維持していくためにとても大切な役割を果たしているのです。

唾液についての基本知識

唾液は唾液腺というところから分泌されており、ヒトには大小10個の唾液腺があります。
そこから毎日約1〜1.5ℓもの唾液が分泌されています。

唾液は主にねばねばした粘液性の唾液と、サラサラした漿液性の唾液に分けられます。
それぞれの役割として、ねばねばした唾液は主にお口の中を保護することで、サラサラした唾液は食べ物を飲み込みやすくしたり、お口の中のPH(酸性とアルカリ性の程度)のバランスを調整することです。



 ネバネバの唾液  サラサラの唾液 
分泌ストレス時に分泌されやすい
(交感神経が優位)
リラックスした時に分泌されやすい
(副交感神経が優位)
成分水分が少ない水分が多い
役割粘膜の保護・細菌からの防御食べ物を飲み込みやすくする
口の中のpHを調整する

〜唾液の役割〜



・唾液と食べ物の関係
①食塊を作る・・・唾液中のムチンという成分や、唾液に含まれる水分によって、
          私たちは食べ物を塊にして飲み込みやすくしています。

②味覚のサポート・・・味物質が唾液に溶けて、味を感じる味蕾のセンサーと反応します。

③消化を助ける・・・唾液に含まれるアミラーゼという消化酵素がデンプンを分解します。


・唾液とお口の中の関係
①洗浄作用・・・歯やお口の中の粘膜に付着する異物を洗い流します。

②抗菌、抗ウイルス作用・・・唾液に含まれる酵素や抗菌物質により、口腔内を清潔に保つ作用があります。

③歯の再石灰化・・・むし歯などで溶かされた歯の表面のエナメル質が、唾液に含まれるカルシウムイオンなどによって、歯の表面に再びエナメル質が作られます。

④緩衝作用・・・食事をした後の、お口の中の急激なpHの変動を抑えて歯の表面が溶けないようにしています。



以上のように、唾液にはお口の健康を維持するうえで欠かせない、さまざまな機能を持っています。

唾液の分泌量が減ってしまうと、お口の中が乾燥したり、口臭が気になったりと、いろいろと弊害が出てくることがあります。
りょうデンタルクリニックでは、唾液量が少ない方に、唾液腺のマッサージをしていただくことをおすすめしています。

また、唾液がしっかり出ているか、お口の中が乾燥していないか、普段から意識してみてくださいね☺️

お口の中の乾燥が気になる方、その他お口のことでお悩みの方は、一度当院までご相談ください✨


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りょうデンタルクリニック