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インプラント
皆さま、こんにちは。 摂津市千里丘の歯医者「りょうデンタルクリニック」です😊
むし歯や歯周病、事故やケガなどで歯を失う可能性は誰にでもあります。 人生100年時代となり、歯を失った後の人生の方が長くなることもあるでしょう。
歯を失ったらできるだけ早く補うことが大切です。 歯を補う方法は一つではありません。 入れ歯・ブリッジ・インプラントなどから、ご要望やお口の状態に合わせてお選びいただくことが可能です。 歯を失う前と同じように、食事や会話も楽しみたい方には、インプラント治療がおすすめです。 ここでは、インプラント治療が選ばれている理由について詳しくお話しします。
野呂 端良 院長
Contents
インプラント治療は、失った歯を補う治療法の一つです。 歯を失ったために、「好きなものが食べられない」「思うように話せない」というのはストレスの原因になりますよね。 インプラント治療は入れ歯やブリッジとは異なる構造で、歯を補います。 食事や会話でストレスを感じることなく、歯を失う前と変わらない生活を過ごせるのが「インプラント治療」です。
インプラント治療では、外科手術にて歯を失った部分の顎の骨に歯根の役割を担う「インプラント体」を埋め込みます。 インプラント体の上部に土台となる「アバットメント」を取り付けて、人工歯を装着します。 インプラント体が顎の骨に直接固定されるので、しっかりと安定し天然の歯のような噛み心地が再現されるのです。
上部に取り付ける人工歯の素材は、ご要望に合わせてお選びいただくことができます。 セラミックなどの素材を選べば、見た目も天然の歯のように仕上がります。
入れ歯やブリッジと比較されることが多いインプラントですが、入れ歯やブリッジとの構造上の大きな違いは「人工歯根」があって自立しているかしていないかです。 インプラントは、顎の骨に埋め込まれた人工歯根があるので自立しています。 一方で、入れ歯やブリッジには人工歯根がない状態なので不安定になりやすいのです。
このように、入れ歯やブリッジは自立しない作りのため、周りの歯や歯ぐきを支えにする必要があります。
支えとなる歯には負担がかかりますので、歯の寿命を縮めることになりかねません。 その点、インプラントは自立しますので、周りの歯や歯ぐきに負担をかけることはなく、残っている歯を健康な状態で維持することができます。
2005年に行われた「インプラント治療に対する患者の意識調査」では、インプラント治療を選んだ理由として、「入れ歯をしたくなかった」と回答された方が37%、「よく噛めるようになると思って」と回答された方が23%、「他の歯を削りたくなかった」と回答された方が9%、「入れ歯が合わず噛めなかった」と回答された方が7%いらっしゃいました。
インプラント治療にはさまざまなメリットがあり、次のような理由からインプラント治療を選択される方が多くいらっしゃいます。
(参考:J-STAGE-日本口腔インプラント学会誌19巻〈2006〉4号「インプラント治療に対する患者の意識調査」より) >
入れ歯の噛む力は、天然の歯の半分以下とされています。 硬いものを食べるとズレたり外れたりすることがあり、食べられるものが制限されてしまう場合があります。 ブリッジは入れ歯よりは噛めますが、天然の歯には及ばず、食べにくいと感じることもあるでしょう。 インプラントはしっかりと安定するため、天然の歯と同じ程度の噛む力が再現されます。
保険診療の入れ歯は、歯ぐきにあたる部分はプラスチック、支えとなる金具の部分は金属で製作されるのが一般的です。 そのため、お口を開けたときに金具やプラスチックの部分が目立ってしまうことがあります。 また、ブリッジも保険診療で治療する際は、一部に銀色の素材が使用されます。 インプラントは、天然の歯と同じ構造で人工歯を支えますので、金具などを使用することはありません。 そのため、どこを治療したかわからないほど自然に仕上がります。
インプラントはしっかりと固定されていて、ご自身では取り外すことはできません。 日々のお手入れは、周りの歯と同じように歯磨きをするだけです。 入れ歯のように、毎日外してお手入れする必要はありません。 ただし、磨き方が不十分だった場合、インプラントの周囲に汚れがたまりインプラント歯周炎を発症する恐れがあります。 歯科医院でのアドバイスを参考に、毎日丁寧に磨くことが大切です。
入れ歯は周りの歯や歯ぐきを支えにするため、支えとなる歯に負担がかかり、歯の寿命を縮めてしまう恐れがあります。 また、ブリッジは、両隣の歯を削って柱とし、被せ物を被せるため、健康な歯を削る必要があります。 インプラントは顎の骨に固定されて自立するため、周りの歯や歯ぐきに負担をかけることはありません。 残っている歯を健康な状態で維持できるのも、インプラント治療のメリットの一つです。
インプラント治療は適切なメンテナンスを継続することで長くお使いいただくことが可能です。 2018年に発表された「20年以上経過したインプラント患者のアンケート調査」では、78%の方がインプラントの経過について「特に問題ない」 と答えています。 食生活においても、84%の人が「何でもよく噛める」 と回答していて、20年経っても長期的に安定してお使いいただけていることがわかります。 ただし、インプラントを安定してお使いいただくためには、適切なメンテナンスが必要です。 メンテナンスが適切に行われていないと、平均的な寿命よりも短くなることもありますので、しっかりとメンテナンスを行いましょう。
(参考:J-STAGE‐日本口腔インプラント学会誌31巻<2018>2号「20年以上経過したインプラント患者のアンケート調査」図3インプラントの経過について、図7現在の食生活についてより) >
メリットの多いインプラント治療ですが、デメリットとされる点もあります。
人工歯根である「インプラント体」を埋め込むためには、麻酔を伴う外科手術が必要です。 そのため、持病や体調によっては治療を受けられない可能性があります。
インプラント治療は治療の安全性を高めるために、多くの工程があり、一つ一つを丁寧に進める必要があります。 また、顎の骨に埋めたインプラント体と骨との定着や傷口の回復を待つ時間も必要です。 そのため、ほかの義歯治療よりも完了するまでには時間がかかる傾向があります。
インプラント治療は保険が適用されず、全額自己負担となります。 費用負担が大きくなる傾向にありますが、長くお使いいただける点やむし歯や歯周病にかかるリスクを抑えられることからも、長期的に見てコストパフォーマンスのよい治療という考えもできるのです。
インプラント治療に興味はあるけれどもどこの歯科医院で受ければいいのかと悩んでしまうこともあるでしょう。 インプラント治療は専門の知識と技術力が必要な治療です。 そのため、治療の安全性を高めるための設備が整っているかや歯科医師の経験や実績などから総合的に判断することが大切です。
当院の院長は日本口腔インプラント学会 口腔インプラント専門医の資格を保有しています。 専門医の資格は、日本口腔インプラント学会が定めた一定の条件をクリアした歯科医師のみが保有できるものです。 インプラント治療を行うのに十分なレベルの知識と技術を持っていることの証であり、歯科医院を選ぶ基準の一つになります。
インプラント治療の精度を高めるためには、先進機器の導入も必要です。 当院では、的確な診断を行うために歯科用CTとシミュレーションソフトを導入しています。 歯科用CTでは、お口の中を立体的に撮影し骨の厚みや、骨の内部の血管や神経の位置を把握することが可能です。 歯科用CTで得た情報を元に、シミュレーションソフトでインプラントを埋める位置や角度を事前に決定します。 手術ではガイドシステムを使って事前のシミュレーション通りにインプラント体を埋め込むことで治療の安全性と精度を高めています。
一般的なインプラント治療では、抜歯を行ってから2〜3ヶ月後にインプラント体を埋入します。 埋入後は、インプラント体と骨が結合するまで待機する必要があり、個人差はありますが、3〜6ヶ月の間は歯がない状態で過ごすことになる場合もあるのです。 当院では、治療期間を短縮するために、歯を抜くと同時にインプラント体を埋入する手術方法を採用しています。
当院では、将来を見据えて、患部だけでなくお口全体のかみ合わせを重視した治療を行っています。 歯を失っても食事や会話をお楽しみいただけるよう、お一人お一人に適した治療をご提案しますので、どのようなことでもご相談ください。
「りょうデンタルクリニック」は、JR東海道線「千里丘駅」西口から徒歩3分と駅から近い歯科医院です。 お車でお越しの方には、駐車場を完備していますのでご利用ください。 土曜は18時・平日は19時まで診療しています(2024年1月)ので、お仕事帰りやお休みの日など、お好きな時間に通院していただけます。
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